Believe



でも、トイレには
いなかった。




靴箱へ行くと
綾那の姿があった。




「綾…「あっ!海月〜!帰ろっ。てかね、聞いて!!先輩がさ〜…」





綾那は、
先輩と親しい子と仲良くなっていた。



それは、いい。



綾那には、綾那の友達がいる。




ただ私は、
綾那が私に何も言わずに帰ったことが










すごく、

すごく、


悲しかった―…












< 16 / 48 >

この作品をシェア

pagetop