Believe



「それに、本当は、久しぶりじゃないんだ…。あたしのお兄ちゃんが、こっちの大学行っててね。たまに、こっちにも来てたの!!中3のとき、たまたま町で陽菜ちゃんを見かけたの。女の子と二人で歩いてて。」









きっと、
綾那のことだろう―…






「すごく楽しそうで、あの頃と同じ笑顔だった。陽菜ちゃんは、あたしのこと恨んでるんじゃないかって思ったら、話しかけられなかった―…。」












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