Believe
「あたしに、全部吐き出して!陽菜ちゃんのこと、全力で受け止めるから!…約束したでしょ?『離れてても、友達だよ』って」
「覚えてたの…?」
「当たり前!あの約束があったから、あたし、今まで頑張ってこれたんだよ」
小さな頃を思い出されるような笑顔で、理佳ちゃんは言った。
理佳ちゃんなら
こんな私の気持ちを
理解してくれるかもしれない。
「理佳ちゃん…。私の話し、聞いてくれる…?」
理佳ちゃんは、
強くうなずいてくれた