Believe





「あたしに、全部吐き出して!陽菜ちゃんのこと、全力で受け止めるから!…約束したでしょ?『離れてても、友達だよ』って」








「覚えてたの…?」






「当たり前!あの約束があったから、あたし、今まで頑張ってこれたんだよ」






小さな頃を思い出されるような笑顔で、理佳ちゃんは言った。








理佳ちゃんなら

こんな私の気持ちを

理解してくれるかもしれない。







「理佳ちゃん…。私の話し、聞いてくれる…?」













理佳ちゃんは、
強くうなずいてくれた






















< 37 / 48 >

この作品をシェア

pagetop