【完】先生と恋をしましょう!


「何を言ってるの?これだから、ガキは嫌いなの。大人を誑(タブラ)かしていいと思ってるの?」



足を組み直し、ギロっと睨み付けた。
でもそんなことじゃ、怯まない。
私は決めたんだから。







「先生がアナタと結婚しようと何だろうと、私は先生を好きで居ます。信じてますから。必ず奪いに行きます」











何か文句を言っている女を残して、車を降りた。
言いたいことは言えたし、スッキリした。
そう、関係ないと思う。
私の片思いでもいいから、約束は守りたい。
信じてみるよ、先生を。














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