【完】先生と恋をしましょう!
『亮介さん…実は……』
その後すぐに、亮介さんに電話していた。
自分の決意、それから今日婚約者に会ったこと、そして先生からの電話、全て話した。
『なあ、信じるんだろ?だったら、信じてやってよ』
『でも…』
『確かに、酷いこと言ったけどさ、辛いのは彰人もおんなじだろ?会えないことだってさ。アイツのために頑張るんなら我慢してみたら?冷たい言い方かもしんないけど、信じるなら前向いてアイツのために強くなって、どんなに罵倒されても信じてるって良いのけたらカッコイいだろ?』
亮介さんの言葉に、ようやく気付いた。
私の決意が甘いものだって。