【完】先生と恋をしましょう!
朝日が降り注ぐその、輝きに眠りから覚める。
昨日、いつ寝たか覚えてない…けど、途中で温かくなって…それから多分寝たんだと思う。
でも何が温かいんだろ?
今も、ポカポカしてる…。
「おはよう」
目の前にいたのは、先生だった。
ああ、こういうことね…。
「ええっ?何で…っ」
「そこまで驚くなよ。眠れなさそうだったから、一緒に寝ただけだ」
「す、すいません…」
「よく眠れたか?」
髪を、やわやわと触りながら先生は昨日と打って変わってご機嫌なようだ。
頷くと、満足げに頬を緩めて立ち上がる。