【完】先生と恋をしましょう!
1組から6組まである、私の通う秀華学園。
超進学校なんて、言われてるけど、実際頭が良いのは一握り程度。
クラスを学力順にしない所からして、本当はただの高校にしか過ぎないってことじゃない。
名前を探す…そして、私の名前は5組の最後にあった。
人混みをかきわけて、教室へさっさと行く。
私は、友達は作らない。
頭が良いってだけで、女子から反感買ってるし、男子には告白までされる始末。
関わるだけ面倒なこと。
ガラガラ
複数の視線が痛い。
平均点があがるだとか、感じ悪いとか、悪口はもっと小さい声で言えばいいのに。
それでも、気にしないように席へとつく。
窓側最終列、1番端っこ。
まあ、席は悪くないかな。