【完】先生と恋をしましょう!


「さあ、寝よう」


ベッドは相変わらず狭い。
先生は迷わずに、私のベッドに入ってきた。
先生はすごく温かくて安心する。






「せんせ」



「ん?」



「今日って…何日ですか?」


先生は、一瞬ポカーンとしてそれからすぐに、私をぎゅっと抱き締めて、必死に笑いをこらえていた。





「8月25日金曜日だ。もうすぐ、夏休みも終わりだ」



もう夏休み…終わっちゃうんだ。
知らなかった、最近おかしくなってたしね。








「明日、どこか行こう」


先生は突然、呟いた。
どこがいい?と、先生の声が不意にドキッとした。









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