【完】先生と恋をしましょう!
「じゃあ、姉に会いに行くか。琴美に」
そういえば、お礼言ってなかったもんね。
私は、迷わず頷いた。
「連絡しなくていいんですか?」
「ああ、もう寝ようか。おやすみ」
「おやすみなさい」
それから、先生に包まれて寝ようとした…けど、ドキドキして寝れないよ。
先生にも、バレてるよねきっとさ。
「先生…」
「ん?」
「まだ起きてたんですか」
「まあな」
「先生、ありがとう」
不意に顔が赤くなったのがわかって、恥ずかしくて目を瞑った。
先生の笑い声が零れ…私は、それを最後に、眠りについた。