近すぎる距離~伝わらない想い~
「せ、瀬戸君・・・?」



「なに?」


「ちょっとお手洗いへいってくるので離してもらってよろしいですか?」


「あっ・・・うん」

ダダダッ




きっとあのときの逃げ足はかなりのスピードだったと思うんだ

恥ずかしさしかなくて
めちゃくちゃ戸惑ったんだもの


「はぁ~ど、どうしよう
この後・・・ん~やっぱり落ち着いてからいったほうがいいよね?」


誰に話しているのかわからないが

独り言がおおくでてしまった


まぁ誰もいないので気にしませんが・・





ふぅ

深呼吸深呼吸


スー

ハー




よしっ


行こう!
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