近すぎる距離~伝わらない想い~
「まず、敬語はやめること
あと瀬戸君じゃなくて棗でいいから
最大限沈黙は避ける」
・・・・・・・・・
「それだけですか?」
「ほらっ敬語じゃなくて?」
「そ、それだけ?」
女子以外ではほとんど敬語だったからとっても恥ずかしいなっ
「ねぇ、棗って呼んで?」
なんかそんなこと私の耳で囁かないでください
ドキドキしすぎて死にそうですよ
「な、な、な、な、なっ棗きゅん」
「ぷはっかんでるしっ」
「でもぉ・・・」
「あと君いらないけど?だめだなっもう一回」
「な、棗君」
「なんでなんだろ・・」
「ホントもう駄目です
私そんなに男の人としゃべるのなれてなくてとっても緊張しちゃってうまくしゃべれなくなるんですよっ」
「そうなんだぁ~」
「今時では珍しいと思ってます?」
「まぁ確かにねっ」
「だからですかね?よく恭子ちゃんに鈍感って言われるんです」
「関係なくね?」
「そうなんですか?」
「ん~たぶん」
そんなたわいもない会話がありつつ
どことなく棗君と近づけたことがとっても嬉しかったようでした
あと瀬戸君じゃなくて棗でいいから
最大限沈黙は避ける」
・・・・・・・・・
「それだけですか?」
「ほらっ敬語じゃなくて?」
「そ、それだけ?」
女子以外ではほとんど敬語だったからとっても恥ずかしいなっ
「ねぇ、棗って呼んで?」
なんかそんなこと私の耳で囁かないでください
ドキドキしすぎて死にそうですよ
「な、な、な、な、なっ棗きゅん」
「ぷはっかんでるしっ」
「でもぉ・・・」
「あと君いらないけど?だめだなっもう一回」
「な、棗君」
「なんでなんだろ・・」
「ホントもう駄目です
私そんなに男の人としゃべるのなれてなくてとっても緊張しちゃってうまくしゃべれなくなるんですよっ」
「そうなんだぁ~」
「今時では珍しいと思ってます?」
「まぁ確かにねっ」
「だからですかね?よく恭子ちゃんに鈍感って言われるんです」
「関係なくね?」
「そうなんですか?」
「ん~たぶん」
そんなたわいもない会話がありつつ
どことなく棗君と近づけたことがとっても嬉しかったようでした