近すぎる距離~伝わらない想い~
「どうしたの?」

その問いかけすらも惜しい

嬉しくて
そんなに優しく接してくれるから

どんなにこの言葉がほしかったか


心配してくれるって素晴らしい

君との出会いが私に初め手をくれた


公園でたくさん走って遊んだ

楽しく会話をしながら手をつないで歩いた

微笑んだ君の笑顔につられて笑う私



嬉しくてしょうがない時間

ずっとおもった


・・・この時間が続けばいいのに・・・




「もぉこんな時間だ、僕返るよ」

ソンナ言葉がきたときどれほど辛かったか



我儘が許されるならいいたい

「ずっと君といたいよ」

ソンナ言葉聞こえることなんてないことは知っていただからこういったんだ




「又遊んでね?」


「うん又ね?」

夕日にむかって走っていく彼

手を大きく振って走っている彼

影がどんどんおおきくなって消えた



寂しくて寂しくてたまらない時間に逆戻り




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