嘘。『彼』
私の毎日はいつの間にか過ぎていく――



仕事を淡々とこなして。


別に売上も悪く無い。


笑顔を振り撒く毎日。


刺激は要らない―


この毎日が続けば私は何も要らない――


でも私の周りは目間ぐるしく変わって行ってた。



相変わらず、お店の女の子の入れ替わりは激しかったし、私もドンドン短い時間で古株になろうとしてる。






そして、いつの間にか、りおちゃんの自然な笑顔が―――






消えていた――



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