嘘。『彼』
「りお最近来ないょね〜」


「ぇっ?あいつ飛んだんじゃなぃのぉ〜?」



「ってか、ホストに貢ぐために、泡嬢になったんでしょ〜」



「まじ〜キャハハハハうける〜」



りおちゃんが店に来なくなって一週間。



色んな噂話が飛び交ってた。



そして二週間も経てば、何事もなかった様に、りおちゃんの話しは出なくなった。






夜の世界なんてそんなもの――



結局は他人に興味がないから、好き放題言えるんだ。




りおちゃんから、一ヶ月くらいして、突然にメールが来た。



< 40 / 85 >

この作品をシェア

pagetop