嘘。『彼』
「オハヨウござぃまぁぁす…」



「おはよ〜」



りおちゃんは二日酔いなのか元気が無い。




「あっ!沙良さん昨日ごめんなさぁぃ…」



りおちゃんが私の顔を見るなり、謝ってきた。




「いいよ〜飲んでたねっ昨日。」



私はにやけながら、つつっいた。



「まじ飲みすぎましたよ〜二日酔いだぁぁ。」



りおちゃんは昨日より、一歳は年取っているようだった。



「でもりおちゃんがホスト行くなんて以外〜」



「ぇっ?そうですかぁ?」



「りお昨日も凌也のとこ行ったの〜?」




ホストと言う言葉を聞いて後ろから、女の子達が集まってきた。



「そぉ〜酔っ払ったらいっちゃうんだよね〜」



「あんま行き過ぎなんぢゃん〜!?金勿体無いょ〜」



軽く叱られてるりおちゃん。




「でもハマったらどうしよもないよね〜」



別の女の子が口を揃えて言う。




「沙良も行ったの〜?凌也結構イケメンだったでしょ〜」



鮎が私の顔を見る。



鮎は私より二つ上の子だ。



この店に入ってきたのが丁度同じくらいだった。


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