指折り★Holiday
そう、あれから数日。
譲輝くんは、
深夜に小説を更新しなくなった。
そりゃ譲輝くんは月~木とバイトが入ってて、
休めないからであって。
あたしのためとかじゃないんだけど。
それでも!!
ソレはあたしにとっても、
めちゃくちゃ助かることで。
ありがたいとは思ってるわけですよ。
「最近、マジメになったねぇ」
「えっへへぇ~」
いい子、いい子。といいながら、
涙ぐんであたしを見る綾乃。
ご褒美とばかりに、
プチトマトを貰った。
おいしかった。
「で、今日さ。
小テストだって知ってた?」
「もちろん。
ちゃんと勉強とかしましたけど?」