独り言2<その後のある日>
キンコンカンコーン♪
『あ、お昼だ。』
いつものように、財布と携帯にハンカチを持って席を立つ。
廊下で京子がすでに待っていてくれた。
「あ、ごめん。どこに行く?」
「イタリアンは?この間、新しいお店見つけたのよ。」
「えっ?どこに?」
「いつもの和食屋さんの一本裏よ。地下だし入口が小さくて目立たないんだけど、なかなか雰囲気良さそうだったからさぁ‥。」
「へぇ、知らない。楽しみだわ。」
通りにはランチを求めてサラリーマンやOLがあちらこちらのビルからぞろぞろと姿を現し始めていた。
「ほら、ここ。あら、もう、結構いるわねぇ。」
「ほんとだ。なかなかイイ感じだわね。待つかなぁ?」
「ちょっと、覗いてくるね。」
そう言うと京子は地下の店内に小走りで降りていった。
『あ、お昼だ。』
いつものように、財布と携帯にハンカチを持って席を立つ。
廊下で京子がすでに待っていてくれた。
「あ、ごめん。どこに行く?」
「イタリアンは?この間、新しいお店見つけたのよ。」
「えっ?どこに?」
「いつもの和食屋さんの一本裏よ。地下だし入口が小さくて目立たないんだけど、なかなか雰囲気良さそうだったからさぁ‥。」
「へぇ、知らない。楽しみだわ。」
通りにはランチを求めてサラリーマンやOLがあちらこちらのビルからぞろぞろと姿を現し始めていた。
「ほら、ここ。あら、もう、結構いるわねぇ。」
「ほんとだ。なかなかイイ感じだわね。待つかなぁ?」
「ちょっと、覗いてくるね。」
そう言うと京子は地下の店内に小走りで降りていった。