独り言2<その後のある日>
「かく言う私も、今、子供はほぼ諦めかけてるわけぇ‥頑張ってもできないし、だからって不妊治療に行くほど、『どうしてもっ!』っていう気持ちにもなれないからさぁ。仕方ないかなぁって‥もし、私に親になれる運命があれば、なれるだろうし‥なるべく気楽に考えるようにしてるわ。」
そんな話を京子から聞くのは初耳だった。ちょっと驚いた真奈美は心配そうに聞いた。
「そうだったの?」
すると、京子は慌てたように
「ちょっとぉ、別に悲観的になってるわけじゃないから、誤解しないでね♪いなきゃいないで、夫婦で色々楽しもうって話してるし、それはそれでいいと思ってるのよ。ホントに!」
自分だけが不幸のど真ん中にいるみたいな気分でいた自分を真奈美は少し恥ずかしく思った。
「『理想的な人生』って口で言うのは簡単だけど‥どれがいいだの、悪いだのなんて誰も決められないわよねぇ。みんな、自分のできる範囲で頑張るしかないのよねぇ。」
誰に言うともなく真奈美はそうつぶやいた。
二人がオーダーした、「とっても濃厚カルボナーラ♪」が運ばれてきた。
話に夢中になっていた二人は、はっとして顔を見合わせた。
「あら♪お腹空いてたのも忘れて話し込んじゃったわねぇ。」
「ほんと‥わぁ、でもほんとに濃厚だわねぇ。久しぶりぃ~こんなカロリー高そうなランチ(笑)」
「たまには、いいわよね。美味しそう!さっ、食べようよ。」
「うん。」
そんな話を京子から聞くのは初耳だった。ちょっと驚いた真奈美は心配そうに聞いた。
「そうだったの?」
すると、京子は慌てたように
「ちょっとぉ、別に悲観的になってるわけじゃないから、誤解しないでね♪いなきゃいないで、夫婦で色々楽しもうって話してるし、それはそれでいいと思ってるのよ。ホントに!」
自分だけが不幸のど真ん中にいるみたいな気分でいた自分を真奈美は少し恥ずかしく思った。
「『理想的な人生』って口で言うのは簡単だけど‥どれがいいだの、悪いだのなんて誰も決められないわよねぇ。みんな、自分のできる範囲で頑張るしかないのよねぇ。」
誰に言うともなく真奈美はそうつぶやいた。
二人がオーダーした、「とっても濃厚カルボナーラ♪」が運ばれてきた。
話に夢中になっていた二人は、はっとして顔を見合わせた。
「あら♪お腹空いてたのも忘れて話し込んじゃったわねぇ。」
「ほんと‥わぁ、でもほんとに濃厚だわねぇ。久しぶりぃ~こんなカロリー高そうなランチ(笑)」
「たまには、いいわよね。美味しそう!さっ、食べようよ。」
「うん。」