独り言2<その後のある日>
すると‥外から航太郎が

「オネエサン方‥お客さんが
お待ちなんですけどぉ‥。」

その声に、はっとして
顔を見合わせた二人は慌てて

「はぁい♪

と、声を合わせて叫んだ。

その様子に今度は航太郎が

「あっはっは。なんだか
女子高生みたいだな‥一緒に
『はぁーい♪』だなんて‥。
あははは‥。」

そう笑いながら、その場を離れた。

京子が

「ほら、OK?大丈夫?」

真奈美を急かした。


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