独り言2<その後のある日>
キッチンを通って、リビングに
いくと‥

「おっ!やっとご登場だね。」

そういいながら航太郎が隣にいた
男性を促した。

同じように大柄のその男性は
彫りの深いエキゾチックな顔を
していた。

「はじめまして。谷野耕一です。」

一見、ハーフと見まがうような風貌で
真奈美は、息を呑んだ。

京子が、真奈美をつついて

「ほら、耕一さん、こちらが‥
野沢真奈美さん‥ほら、真奈美!」

その言葉に‥はっと我に返った
真奈美はどぎまぎしながら‥

「は、はじめまして‥
野沢真奈美です。」

そう言うと、その場で突っ立った
ままだった。


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