愛の華




光はたった一言、"分かった"と言ってくれた。


高校の頃から、光はこういう性格だった。


人の進む道を阻もうとはしない


そうやって生きてきた私達には、いつしか"信頼"というものが生まれた。



「…なんかあったら、絶対俺に連絡しろよ…」

「…うん」



光の心配症なところも、私は大好きだった。






   


         "友達"として――…。








< 19 / 32 >

この作品をシェア

pagetop