ツンデレ倶楽部


「おじゃましまーす。」



「ちょっ・・・

声でかいよ。」



「いけなかった?」



「うん。」


すると奥からものすごい勢いで走ってくる足音が




いったい何が起こるんだ?



「慎、あんたついに彼女が出来たのね。

血だらけの・・・。



ちょっと慎、
女の子をこんな目にあわせるなんて

お母さん許さないから。」




「いや違うんですよ。

私が独りでにこけてちょっと傷口を洗わさせてもらいたくて。



洗面台を貸していただけたらすぐ帰りますので。」




「そうだったの。

それならよかった。」




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