ツンデレ倶楽部

葉山のお母さんは

私の世話をあれこれ焼いてくれて


お風呂も入らせてもらって

ご飯も頂いてしまった。



そして今は葉山の部屋で治療中・・・




「良かったな。

傷深くなくて・・・。」



「うん。」



「あとガーゼはるから。」




「うん。

色々ありがとね。


1つ聞きたいことがあるんだけど・・・」




「なに?」




「何であのとき抱き締めたの?」






「えっ



それはえーっと







長い沈黙・・・






お前がっ



ほっ他の奴に抱き締められるのが嫌だった・・・から」





「・・・。


へっ!?ごめん。


聞いてなかった・・・。


もう一回言って。」




「はぁ?


絶対言わねぇ。」





「ごめんって。


ちょっと寝てた。

何て言ったのぉー?」




「言わない。」




「けちっ。

もういいよ。

それより眠い・・・。

もう葉山ケチだから抱き枕がわりにしちゃお。」



そういうと私は葉山に抱き着いたっ




「ちょっ\\\\」



「葉山なんかだきごこちいい・・・。」




私はそのまま眠りに着いた。





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