ツンデレ倶楽部
ボフっ
「いってぇ・・・。」
「ほぇ。っなに!!
誰っ?きゃー。」
私の下に人らしきものが下敷きになっていた
叫び続けるわたしのくちを塞がれた
「んんー。」
「真夜中に大声だすなって。」
そうかぁ。
私葉山の家で寝ちゃったんだ
多分私がベットから落ちて葉山の上に落下したのだ
私がおとなしくなったのを見て葉山が手を離した
「あっお母さんに何も言ってない・・・。」
どうしよどうしよどうしよ
家入れてもらえないかも
私は路上生活に?
「葉山ー。何で起こしてくれなかったのさー。」
私の下の葉山を揺らしながら言った
「何回も起こしたけど起きなかったのはお前だろ。
それになんか気持ちよさそうに寝てたから。」
「私が悪かったけど、
無断外泊したらお母さんに殺される・・・。
もし家追い出されたら葉山ここに住ませてね。」
「あっお前の家に電話しといたよ。
なんか母さんが電話してくれた。」
「えっほんとに!!
ありがとありがとありがと。
葉山最高ー。」
「どういう意味だよ。」
「安心したらまた眠くなっちゃった。」
「このまま寝るなよ。
ちょっおい。」
私は葉山の上に寝転んだ
「だって眠いんだもん。」
「俺の心臓が持たないだって。」
「えっ!!
葉山心臓弱いの?
御免なさい降ります。」
「そうじゃなくて。」
勢いよく振り返ったら
思ったより顔が近くて
口が当たった