ツンデレ倶楽部


「ふふふ、来たわね。
望月あかり!

もうちょっとで葉山くんは

私のクロコダイルちゃんの
えさになるところだったわ。」


「葉山を離してください!」


「僕からもお願いします。」


「白鳥さん。
ごめんなさい、
それだけは出来ないわ。
2人にはお仕置きが必要なのよ。」


「「そうだそうだ!!」」

運動場に集まった野次馬が囃し立てる

「そのことについてお話があります!」

白鳥先輩が部長のいる壇上へ向かう
私は慌てて後について行く


「な、なにかしら?」


私は急いで棒にくくりつけられている
葉山のところに行った

「葉山!ごめんね。
迷惑かけて。」


「俺こそゴメン、捕まって。」


「ちょっと待ってて。」



「えっなにこれ?」

私は耳栓と目隠しを葉山につけ、
先輩に合図を送った





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