ツンデレ倶楽部



「連れて来ました。部長。」



「中に入って。」



「はい。」



中にいたのは女の人で


綺麗な感じ



「ふーん。この子が噂の子ね。」


だからどんな噂?



「可愛いじゃない。



じゃぁ今日から仮入部員として一週間この部に入ってもらうわ。


テストに合格したら正式な部員にしてあげる。」



・・・・。

状況が分かんない

勝手に部活に入ることを決めてる

ような雰囲気なのは分かる



「あの何の部活ですか?」



「ツンデレ部よ。

ツンデレ部なのにツンデレが居なくて困ってたの。

私は年上のお姉さんキャラでしょこの子は妹キャラ。」




「でも勝手に決められても・・・。」




「私の言うことは絶対なの。」



「はいっ。」



「分かればよろしい、分かれば。」


この女の人の迫力半端ない



「じゃぁ初めの課題を出すわね。


学校新聞の表紙を飾ること。


あの新聞ゴシップしか載せないから

誰かにでも抱き締められたらいいんじゃない。


分かった?」




「えっ無理です。」




「さっき言ったよね。

私の言うことは絶対だって。」



ゴーーーーーー(部長の怒り)


「はい。やります。」





「いい子ね。

課題に落ちたりしたらタダじゃおかないからね。」



じゃぁ私が生き延びる方法は

課題を合格するしか無いじゃん


そんなめちゃくちゃな





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