よくあるホラー小説
消灯
『じゃあ消すね。』



あたし達は温泉を満喫し、布団の敷かれた部屋で横並びになっていた。



温泉は名物だけあって意外に広くて綺麗だった。



ただ、入浴客はあたし達だけ。



きっとみんな他の時間に入ったんだろう。とは思ったが、どこか変な感じだった。



優奈が電気を消すと部屋は明かり一つなく真っ暗になった。



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