信じたもの
プロローグ
7月下旬。
生暖かい風が頬をかすめる。
―――もう夏かあ…
そう思いながら、
窓から聞こえるセミの声をきく。
柴川高校1年【篠沢 柚子】
それが私の名前。
生暖かい風が頬をかすめる。
―――もう夏かあ…
そう思いながら、
窓から聞こえるセミの声をきく。
柴川高校1年【篠沢 柚子】
それが私の名前。