信じたもの

誓くん、なんて呼んでたのは
数年前。



姿も形も、声だって。
恐らく全然違うだろう。



そんな考えもあり
私は雑誌を開いて、彼の様子をみた。




そっと近くに歩み寄ってくる。


そして…



自分の隣りのテーブルへ座った。


< 20 / 33 >

この作品をシェア

pagetop