【短】僕とセンセイの秘密
「僕、夕方から用事ができましたから」
「うん、いいよ
お姉さん、解放してあげる
あと一件だけ付き合ってくれる?
陽向にサングラスを買って行きたいの」
心愛姉さんが、携帯をテーブルに置くとにこっとほほ笑んだ
「携帯…あの男性に、アドレスを?」
「聞かれたから…私から連絡しますって言って、アドレスを赤外線で送ってもらったの
んで、今、削除した」
何の悪びれもなく姉さんが、口を開く
「興味ないのよ、年上の男って」
「年上過ぎデショ」
「そうなのよ
あっちが元気な男じゃないとねえ
人生、つまらないでしょ」
心愛姉さんが、追加注文したワインを口に入れた
「あっち…デスカ
で、陽向となんで喧嘩したんですか?」
「別に、喧嘩してないけど」
姉さんが、あさっての方向を見る
「してるデショ
どうして電話に出ないんですか?
さっきからずっと鳴ってるんじゃないんですか?」
僕は光っている携帯を、人差し指でさした
「真面目に仕事しろって話しよね」
「真面目に仕事させてないのは…」
「私のせいだって言うの?
仕事を理由に、私を拒んだのよ
許せないじゃない
私の心を落としたくせに、拒むなんて
だから言ってやったの!
やらないなら、私が欲しいっていう男とヤッてくるって」
僕はがっくりと肩を落とした
陽向に同情しますよ…
姉さん、わがまま過ぎです
「うん、いいよ
お姉さん、解放してあげる
あと一件だけ付き合ってくれる?
陽向にサングラスを買って行きたいの」
心愛姉さんが、携帯をテーブルに置くとにこっとほほ笑んだ
「携帯…あの男性に、アドレスを?」
「聞かれたから…私から連絡しますって言って、アドレスを赤外線で送ってもらったの
んで、今、削除した」
何の悪びれもなく姉さんが、口を開く
「興味ないのよ、年上の男って」
「年上過ぎデショ」
「そうなのよ
あっちが元気な男じゃないとねえ
人生、つまらないでしょ」
心愛姉さんが、追加注文したワインを口に入れた
「あっち…デスカ
で、陽向となんで喧嘩したんですか?」
「別に、喧嘩してないけど」
姉さんが、あさっての方向を見る
「してるデショ
どうして電話に出ないんですか?
さっきからずっと鳴ってるんじゃないんですか?」
僕は光っている携帯を、人差し指でさした
「真面目に仕事しろって話しよね」
「真面目に仕事させてないのは…」
「私のせいだって言うの?
仕事を理由に、私を拒んだのよ
許せないじゃない
私の心を落としたくせに、拒むなんて
だから言ってやったの!
やらないなら、私が欲しいっていう男とヤッてくるって」
僕はがっくりと肩を落とした
陽向に同情しますよ…
姉さん、わがまま過ぎです