【短】僕とセンセイの秘密
「いいよ、気にしないでよ」
「でも、昨日は楽しかったから」
だろうね…酔った貴女が、自分の部屋にまで僕を連れてきたんだから
ホテルで2回
この部屋で3回
僕の腰がどうにかなるかと思ったよ
「僕、今日、仕事ないから」
「そうなの?」
「そうだよ、昨日は急きょ、休みになったホストの代打だから
急きょ、休みの人がいない限り、僕に仕事の連絡はないよ、センセイ」
僕の最後の言葉に驚いた彼女が、ばさっとタオルケットを蹴とばして、起きあがった
眼球が零れ落ちそうなくらい、大きく見開いて僕を見た
頭上から、足先まで3往復してから、センセイは僕の顔を細い指でさした
センセイの指は、ふるふると震えている
まだ酒の残っている身体のセンセイは、目が充血して少し潤んでいた
「海堂クン? えっ…ええ? 海堂 翼(かいどう つばさ)?」
信じられない、と言わんばかりの顔をして、センセイが僕を見てる
「なあに、木崎センセイ」
僕はにっこりと、僕の担任の先生に微笑んだ
「ええーっ? 私、生徒となんて…どうしよう!
それだけは絶対ダメって決めてたのよ
どうしてくれるの!」
裸のセンセイは僕のシャツを掴むと、睨んできた
え? それって僕のせい?
違うでしょ!
酔って、全く気付かずに僕を誘った先生がいけないんでしょ!
「でも、昨日は楽しかったから」
だろうね…酔った貴女が、自分の部屋にまで僕を連れてきたんだから
ホテルで2回
この部屋で3回
僕の腰がどうにかなるかと思ったよ
「僕、今日、仕事ないから」
「そうなの?」
「そうだよ、昨日は急きょ、休みになったホストの代打だから
急きょ、休みの人がいない限り、僕に仕事の連絡はないよ、センセイ」
僕の最後の言葉に驚いた彼女が、ばさっとタオルケットを蹴とばして、起きあがった
眼球が零れ落ちそうなくらい、大きく見開いて僕を見た
頭上から、足先まで3往復してから、センセイは僕の顔を細い指でさした
センセイの指は、ふるふると震えている
まだ酒の残っている身体のセンセイは、目が充血して少し潤んでいた
「海堂クン? えっ…ええ? 海堂 翼(かいどう つばさ)?」
信じられない、と言わんばかりの顔をして、センセイが僕を見てる
「なあに、木崎センセイ」
僕はにっこりと、僕の担任の先生に微笑んだ
「ええーっ? 私、生徒となんて…どうしよう!
それだけは絶対ダメって決めてたのよ
どうしてくれるの!」
裸のセンセイは僕のシャツを掴むと、睨んできた
え? それって僕のせい?
違うでしょ!
酔って、全く気付かずに僕を誘った先生がいけないんでしょ!