【短】僕とセンセイの秘密
「体が辛い時は絶対に僕に連絡してくださいね
すぐにセンセイのアパートに行きますから」

僕はベッドから降りると、センセイの唇を奪った

昨日は、兄のかわりにホストをやってよかったです

センセイに会えたわけですし

センセイに想いを告げられた

学校では見せない、センセイを見られたから

僕が絶対に、センセイを変えて見せますよ

いえ…センセイを傷つけた彼氏がいけなかったと必ず証明して見せますから

センセイの胸に手を置くと、僕の携帯が鳴りだした

どうしてこんなときに…

僕は液晶を見ると、ため息をこぼしたくなった

「なんですか?」

『今夜はちゃんと帰ってくるように!』

父の低い声が聞こえてきた

「心愛姉さんから聞いたんですか?」

『ああ、聞いた
交際については、問題ない
だが、学生としてのルールは守れ』

「わかってますよ」

『うん…てことで、陽向が来てる
早く帰って来い』

「迎えに来たんですか?」

『ああ、そうらしい』

僕は父からの電話を切ると、センセイの顔を見て肩をすくめた
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