君を何度も~俺様☆天然~
「………ねぇ、大野君。」
「……何??新田さん。」
ズキッ
……やっぱ人前じゃ、≪大野君≫だよな。
何故か、今無性に傷ついた気がする。
「……ヨッシー君って、彼女とかいるのかな??」
「………は!!!???」
「だって優しいでしょ??
オモシロイでしょ??
背が高いでしょ??
スポーツ得意でしょ??
あんまり目立つ欠点って羽目はずし過ぎな所でしょ??」
「………バカな所とかあるけど。」
だいぶバカだぞ、あいつ。
「……あんまりそんな事気にしないよ??」
でも、それでもニコリと笑う杏。
……罪だな。
何で、杏の笑顔に焦ってんだよ。
ただの、彼女の笑顔なのに。
どうしてこんなに焦るんだよ。
「り……大野君は??好きなタイプとかある訳??」
杏は俺の焦った気持ちすら察知せず、質問を変えてきた。
好きなタイプか……。
「………とりあえず告白されたら付き合うみたいな感じだったからな、俺の場合。」
「……何??新田さん。」
ズキッ
……やっぱ人前じゃ、≪大野君≫だよな。
何故か、今無性に傷ついた気がする。
「……ヨッシー君って、彼女とかいるのかな??」
「………は!!!???」
「だって優しいでしょ??
オモシロイでしょ??
背が高いでしょ??
スポーツ得意でしょ??
あんまり目立つ欠点って羽目はずし過ぎな所でしょ??」
「………バカな所とかあるけど。」
だいぶバカだぞ、あいつ。
「……あんまりそんな事気にしないよ??」
でも、それでもニコリと笑う杏。
……罪だな。
何で、杏の笑顔に焦ってんだよ。
ただの、彼女の笑顔なのに。
どうしてこんなに焦るんだよ。
「り……大野君は??好きなタイプとかある訳??」
杏は俺の焦った気持ちすら察知せず、質問を変えてきた。
好きなタイプか……。
「………とりあえず告白されたら付き合うみたいな感じだったからな、俺の場合。」