君を何度も~俺様☆天然~
「あ……れれれ??」
いつのまに
こんなに増えたの??
現実と頭が噛み合わない
アタシを相変わらず
腕に引き留めたまま、
「……ったく、
かかってくるなら来いや。」
冷徹にも程があるその声は
一瞬相手の攻撃を凍らせ、
「おい、こいつら
殺れ。」
どうやら爆弾のスイッチを
ポチッと押したらしい。
イヤヤヤヤヤヤ!!
かなり危ないでしょ!!!???
「お願い、大野君!!
早くここから出ていって!!」
「は??」
「アタシなんか
構わなくていいから!!
どうせ何されたって、
アタシだけなら大丈夫だから……。」
そう、
被害者がアタシだけなら
まだいいの。
もう被害者には
慣れっこだから。
でもね??
ただの通りすがりのアナタは
巻き込まれて欲しくないの。
「………おい、新田 杏。」
「何!?」
だからこそ、
不思議だったのかもしれない。
「……俺様の運命は俺様で決める。
テメエに指図されようが
自分で決めたら戦い続けんだよ。」
自分の運命に
振り回されない王子様に。
いつのまに
こんなに増えたの??
現実と頭が噛み合わない
アタシを相変わらず
腕に引き留めたまま、
「……ったく、
かかってくるなら来いや。」
冷徹にも程があるその声は
一瞬相手の攻撃を凍らせ、
「おい、こいつら
殺れ。」
どうやら爆弾のスイッチを
ポチッと押したらしい。
イヤヤヤヤヤヤ!!
かなり危ないでしょ!!!???
「お願い、大野君!!
早くここから出ていって!!」
「は??」
「アタシなんか
構わなくていいから!!
どうせ何されたって、
アタシだけなら大丈夫だから……。」
そう、
被害者がアタシだけなら
まだいいの。
もう被害者には
慣れっこだから。
でもね??
ただの通りすがりのアナタは
巻き込まれて欲しくないの。
「………おい、新田 杏。」
「何!?」
だからこそ、
不思議だったのかもしれない。
「……俺様の運命は俺様で決める。
テメエに指図されようが
自分で決めたら戦い続けんだよ。」
自分の運命に
振り回されない王子様に。