君を何度も~俺様☆天然~
「お!!青依の予想道理来たね!!」

「じゃあ文花、あたし達は退散って事で!!」


「「バイバーイ★」」

「ちょっと……二人とも!?」

「………杏??そこにいんのか??」

「あ……。」

ヤメテ、来ないで。


どんどんとカーテンを開けようとする陸の手が近づく。

絶対何か言われるよねっ…??

まさか別れろって言われちゃう……??



………シヤッ!!
















「お願いだから別れろなんて言わないでっ!!」


「………は??」


「さっきはごめんなさいっ!!

急に、勝手に一人でキレちゃって泣き出しちゃうし……もう訳分かんなくなっちゃって……どうすればいいのか……陸、傷つけたくないのにぃ………。」


「杏、落ち着けって……。」


「でもこんな事起こしたのもあたしのせいだって分かってるけどぉ……やっぱ、陸の事大好きだしぃ……まだ傍にいたい……。」


「あー!!だから落ち着けって言っちょるやろ!?」


フワッ……


あたしの視界は急にグレーで埋めつくされる。


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