君を何度も~俺様☆天然~
「………杏。」
「何、陸??」
「さっきの息苦しさ、直ってんな。」
「………あ、ホントだ。」
さっきまで死にかけるくらいの呼吸困難だったのに。
「……あいつ等のおかげと、言うべきか。」
「そうかもね。
あの二組見てると、自然と気分も明るくなるね。」
あたしは陸に少し寄りかかる。
目の前ではじゃれあって見える、二カップル。
昔の事件で、諒弥君に嫌われたと勘違いしてる青依。
昔の勘違いで青依を傷つけ、必死に愛を伝えようとする諒弥君。
お笑いとチェロ一筋で、初恋の相手になかなか素直になれない文花。
ちょっとオチャラケマンで、みんなに優しいヨッシー。
そして、
超俺様キャラだけど、実は優しい陸。
「………なんか今、幸せかも。」
「ならもっと幸せな気分にしようか??」
「え、どうやるの??」
後ろから抱き締められてるから、首を上に向けると、
chu★
………!!
「りりりりり陸!?」
「ほらな、幸せだろ??」
「~~!!」
もうっ!!
その不意討ちな笑顔があたしの心臓を破裂させようとしてるなんて、
そんな事考えた事ないよね??
でもそう言う陸のちっちゃい優しさ、
「………大好きだよ。」
「ん、愛してるって言った??」
「話を大袈裟にしないでよ~!!」
「「そこ、いちゃつくな!!」」
「「………はい。」」
「何、陸??」
「さっきの息苦しさ、直ってんな。」
「………あ、ホントだ。」
さっきまで死にかけるくらいの呼吸困難だったのに。
「……あいつ等のおかげと、言うべきか。」
「そうかもね。
あの二組見てると、自然と気分も明るくなるね。」
あたしは陸に少し寄りかかる。
目の前ではじゃれあって見える、二カップル。
昔の事件で、諒弥君に嫌われたと勘違いしてる青依。
昔の勘違いで青依を傷つけ、必死に愛を伝えようとする諒弥君。
お笑いとチェロ一筋で、初恋の相手になかなか素直になれない文花。
ちょっとオチャラケマンで、みんなに優しいヨッシー。
そして、
超俺様キャラだけど、実は優しい陸。
「………なんか今、幸せかも。」
「ならもっと幸せな気分にしようか??」
「え、どうやるの??」
後ろから抱き締められてるから、首を上に向けると、
chu★
………!!
「りりりりり陸!?」
「ほらな、幸せだろ??」
「~~!!」
もうっ!!
その不意討ちな笑顔があたしの心臓を破裂させようとしてるなんて、
そんな事考えた事ないよね??
でもそう言う陸のちっちゃい優しさ、
「………大好きだよ。」
「ん、愛してるって言った??」
「話を大袈裟にしないでよ~!!」
「「そこ、いちゃつくな!!」」
「「………はい。」」