君を何度も~俺様☆天然~
そんなさっきの気とは裏腹に、


「じゃあ後はあたしが決めるわ。

どうせ男なんか場所より女の子でしょ??」

強気な態度で勝手に判断する朱音。


あのな……。

「……男だって一応理想はある。」
一応、忠告。

あ、あと言い忘れてた。


「とりあえずお前は諒弥と回れよ。」


「………は??」

マヌケそうに口をパカパかあける。

いや、triplet dateだろ??

なら3カップル必要だろ。

「標的の砂田とヨッシー。

カップルの俺と杏。

後はお前と諒弥だろ。」

「だ~れ~が、あたしの了解無しにOKしたのよ??」

はっきし言ってまともにお前の相手出来んの諒弥だけだろ??

とはくそヤバい状況で言うほど俺は無能じゃない。

「とりあえず、今の所一番Nice coupleなのはお前等なんだよ。」

「あたしはともかく、諒弥だけは嫌。

どーにかあんたの力でやりきりなさいよ。」

無理じゃね??普通。

しかも俺、親友の恋応援したいしー。

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