君を何度も~俺様☆天然~
普通に見ていたら
幻覚かと思い込んでた
かもしれない。
身長190以上の男の頭から
突然
カラフルなスニーカーが現れ
ガコンッッッッッ!!!!
派手な音を立てながら
男は顔を歪ませて倒れる。
「……何だよ、これ。」
さすがの大野君も、
目を見開き口は放心状態。
「……やっぱ、
叶わないや……。」
アタシは涙を流しながら
安心の笑みを浮かべる。
こんな大技出来るの……
「……ったく、
始業式当日から
問題起こさないでよ。」
「……青依。」
青依しか、
やっぱいないよね。
「何で、ここが分かったの??」
ダルそうに髪をほどく青依に、
あたしは疑問をぶつける。
「……近くにいた知り合いが
桜ヶ丘の奴が取っ組み合いしてるから
知り合いじゃない??って連絡来たの。
まさか、と思って
文花に連絡取ったら
帰ってきてないとか言うし、
また巻き込まれたかなって。」
なるほど。
そこまで勘が働くとは
さすが、青依!!
そしてアタシは
少しケガをした大野君に
お礼を言おうと近づいた時、
「杏!!後ろ!!!」
え………っ!!!!
「……ガキのくせに、
随分……手間かけさせんな。」
アタシの首筋に、
震えが走り抜く。
幻覚かと思い込んでた
かもしれない。
身長190以上の男の頭から
突然
カラフルなスニーカーが現れ
ガコンッッッッッ!!!!
派手な音を立てながら
男は顔を歪ませて倒れる。
「……何だよ、これ。」
さすがの大野君も、
目を見開き口は放心状態。
「……やっぱ、
叶わないや……。」
アタシは涙を流しながら
安心の笑みを浮かべる。
こんな大技出来るの……
「……ったく、
始業式当日から
問題起こさないでよ。」
「……青依。」
青依しか、
やっぱいないよね。
「何で、ここが分かったの??」
ダルそうに髪をほどく青依に、
あたしは疑問をぶつける。
「……近くにいた知り合いが
桜ヶ丘の奴が取っ組み合いしてるから
知り合いじゃない??って連絡来たの。
まさか、と思って
文花に連絡取ったら
帰ってきてないとか言うし、
また巻き込まれたかなって。」
なるほど。
そこまで勘が働くとは
さすが、青依!!
そしてアタシは
少しケガをした大野君に
お礼を言おうと近づいた時、
「杏!!後ろ!!!」
え………っ!!!!
「……ガキのくせに、
随分……手間かけさせんな。」
アタシの首筋に、
震えが走り抜く。