君を何度も～俺様☆天然～

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｢………うう……
やっぱ無理ィィィィ!!!｣
｢今更逃げるつもり??
いい加減にしなさい。｣
青依の鬼、悪魔、閻魔様!!!


デートの場所に着いた所までは
順調だったらしい。
でも着いて辺りを見渡すと、




｢ねぇ、歳いくつ??｣
｢うそ!?
桜ヶ丘の生徒だって!!｣
｢ぢゃあ超偉いじゃん!!!｣
｢メアド交換ＯＫ??｣




｢まぁ、予想通りね。｣
｢さすが……
すぐ男に群がるなんて
女、怖いわ。｣
｢………絶対行きづらい。
てかドン引きされる!!｣


















陸・縦畠君・ヨッシー。
全員ハーレム状態……。


そりゃね、ね!!
陸はカッコいいよ??
頭いいよ??オールＯＫよ??
だからアタシの彼氏なんか
似合わないと思う………。


｢……やっぱアタシ、
釣り合ってないな…。｣
｢………何、自信なくしてんの??｣



………分かってんだよね。
陸と出会って、
病院で話した時に
自分ってホントに
ネガティブ過ぎって。
それは過去の事も、
あるとは思う。




でもそれ以上に、
今アタシが陸の傍にいて
自分の低レベルさに
悲しくなりすぎてんのかも
知れないんだ。