君を何度も~俺様☆天然~
「あ……ごめんね。」
「別にいいけど、
気を付けろよ。」
そんなぶっきらぼうに
言い捨てながら、
アタシの手は
まだ陸と繋がったまま。
「あの……。」
「ん??」
平然と繋いでますが、
意外と恥ずかしいんですが??
陸さん。
と、本心を言えば
きっとこの手は冷めちゃうから
慌てて口を紡ぐ。
「そ、そういえば
今からどこに行く??」
「ん……映画とかは??」
映画か……。
少し喋らなくて楽かも。
「アタシ、それ賛成ー!!」
「なら行くか。
少し混んでるから
早めに歩くぞ。」
「……頑張って歩きます。」
陸は足が長いからなー
でも今日は、
手が繋がってるから
楽なのかも。
と今更、
繋がれた手に
また感謝してみる。
「じゃあ、また後でね!!
青依、文花。」
「んーせいぜい、
迷子にはならないでよ!!」
「インフォメーションに
放送で呼び出されるのは、
絶対嫌だからね。」
……これは、
責任重大かも。
少しずつ体温が
下がっていく感じが……。
「別にいいけど、
気を付けろよ。」
そんなぶっきらぼうに
言い捨てながら、
アタシの手は
まだ陸と繋がったまま。
「あの……。」
「ん??」
平然と繋いでますが、
意外と恥ずかしいんですが??
陸さん。
と、本心を言えば
きっとこの手は冷めちゃうから
慌てて口を紡ぐ。
「そ、そういえば
今からどこに行く??」
「ん……映画とかは??」
映画か……。
少し喋らなくて楽かも。
「アタシ、それ賛成ー!!」
「なら行くか。
少し混んでるから
早めに歩くぞ。」
「……頑張って歩きます。」
陸は足が長いからなー
でも今日は、
手が繋がってるから
楽なのかも。
と今更、
繋がれた手に
また感謝してみる。
「じゃあ、また後でね!!
青依、文花。」
「んーせいぜい、
迷子にはならないでよ!!」
「インフォメーションに
放送で呼び出されるのは、
絶対嫌だからね。」
……これは、
責任重大かも。
少しずつ体温が
下がっていく感じが……。