君を何度も~俺様☆天然~
「全く……
映画くらいで泣くなって。」
「だっでざ??
一番大好ぎな゙人が
急に゙い゙な゙ぐ
な゙る゙ん゙だよ゙??
絶対ぞん゙な゙の゙、
悲じずぎ゙る゙よ゙ーっ!!
「あ゙ーっ!!
分かったから
泣き止め。」
映画終了後、
笑ったり泣いたり
忙しい杏を
無事に映画館から連れ出せた。
てか一応、
コメディなのに。
トイレで涙を拭き、
ようやくまともになった杏。
一通りグッズ屋を回り、
お揃いの栞を買った。
もちろん俺の金で。
「ごめん。
あたしが買いたかった栞、
一緒に買って
おごってもらって。」
ステンドグラスみたいな模様を
光に当てながら言う杏。
「……別に。
ちょうど栞、欲しかったし。」
「ホント??」
「こんな事で、
嘘なんかつかねえよ。」
そう言うと、
照れるように笑い返す杏。
「さ、次は
ゲーセン行こうか。」
「え、何で??」
「映画のチケットで、
UFOキャッチャー一回
無料なんだって。」
「え、そうなの!?」
「そう。」
「あ、でもあたし
映画チケット、
トレイの中だ。」
と残念そうに言う。
映画くらいで泣くなって。」
「だっでざ??
一番大好ぎな゙人が
急に゙い゙な゙ぐ
な゙る゙ん゙だよ゙??
絶対ぞん゙な゙の゙、
悲じずぎ゙る゙よ゙ーっ!!
「あ゙ーっ!!
分かったから
泣き止め。」
映画終了後、
笑ったり泣いたり
忙しい杏を
無事に映画館から連れ出せた。
てか一応、
コメディなのに。
トイレで涙を拭き、
ようやくまともになった杏。
一通りグッズ屋を回り、
お揃いの栞を買った。
もちろん俺の金で。
「ごめん。
あたしが買いたかった栞、
一緒に買って
おごってもらって。」
ステンドグラスみたいな模様を
光に当てながら言う杏。
「……別に。
ちょうど栞、欲しかったし。」
「ホント??」
「こんな事で、
嘘なんかつかねえよ。」
そう言うと、
照れるように笑い返す杏。
「さ、次は
ゲーセン行こうか。」
「え、何で??」
「映画のチケットで、
UFOキャッチャー一回
無料なんだって。」
「え、そうなの!?」
「そう。」
「あ、でもあたし
映画チケット、
トレイの中だ。」
と残念そうに言う。