君を何度も~俺様☆天然~
「え、い違う違う!!」
「へぇーじゃあ
すっごいいい匂いだね。」
「あ、あの……。」
「朱音の病室、行くんだろ??
何号室??」
「……423号室。」
「じゃあ連れてくよ。
このまま。」
「え、や、う、
ぜーったいに無理ィィ!!!」
そう言った途端に、
突然足をジタバタさせて
抵抗する新田。
あーあ、
そこまでやられると
何か無理やり
実行したくなるんですがー。
ヒョイッ!!
「うわっ!!」
「はーい、
お姫様だっことおんぶ、
好きな方選んでー??」
「あのー拒否権は??」
「選択権で満足して。」
「拒否権が一番
欲しかったんだけどー!!」
そう言いながら、
ポカポカ殴る。
「……でもさ、
新田って分かりやすいね。」
「うん、よく言われる。」
「朱音の所に行きたいのは、
謝りたいから??」
「……気になって
しょうがないんだ。」
一歩ずつ噛み締めながら
階段を進む。
不思議と俺の背中は、
いつもより軽かった気がした。
「あとおんぶにしたのは、
泣き顔が見られたくないから??」
「へぇーじゃあ
すっごいいい匂いだね。」
「あ、あの……。」
「朱音の病室、行くんだろ??
何号室??」
「……423号室。」
「じゃあ連れてくよ。
このまま。」
「え、や、う、
ぜーったいに無理ィィ!!!」
そう言った途端に、
突然足をジタバタさせて
抵抗する新田。
あーあ、
そこまでやられると
何か無理やり
実行したくなるんですがー。
ヒョイッ!!
「うわっ!!」
「はーい、
お姫様だっことおんぶ、
好きな方選んでー??」
「あのー拒否権は??」
「選択権で満足して。」
「拒否権が一番
欲しかったんだけどー!!」
そう言いながら、
ポカポカ殴る。
「……でもさ、
新田って分かりやすいね。」
「うん、よく言われる。」
「朱音の所に行きたいのは、
謝りたいから??」
「……気になって
しょうがないんだ。」
一歩ずつ噛み締めながら
階段を進む。
不思議と俺の背中は、
いつもより軽かった気がした。
「あとおんぶにしたのは、
泣き顔が見られたくないから??」