君を何度も~俺様☆天然~
そして10分後―――




『まったく……


さっさと正直に言えば良かったのに。


あんたがウジウジしてるからよ。』


倒れた新田を運び、朱音の病室へ。


『しかし………


クラスで人気なあんたが


まさか地味なうちの心友を好きになるとは……


このあたしでも予測出来ないわ。』


あんた関係ないし……


『ま、いいけど……









女みたいに髪をいじるんじゃねぇよ゛゛!!』


ドゲシッ!!!!



ドーーン!!!!



……かなり表現が大袈裟だと思う方、



マジでこんな音します……。


てか普通、女が男の胴体蹴って蹴り飛ばすか?


てかどんだけ蹴る力ありあり?


多分そこら辺のヤンキーより強いんだろうな……。


『この天下無敵なあたしに勝とうなんて、


新幹線で太陽に行く×∞の時間がかかるわね!!』



……新幹線で太陽に行くぐらいの時間?


後で調べたがどーやら一番速いのでも86年。


つまりあいつに勝つのは86×∞年かかる訳だ。


………以上から、


俺はあいつに来世も勝てないと言う事が分かった。



てか勝つ気もないが。

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