君を何度も~俺様☆天然~
『でも陸、さっそく集めたのはいいが、

まだ色んな事、決めなきゃいけないんだろう?

あと2週間しかないのに……。』


『新原。

大野がそんな大バカ野郎に見える?

まあ、あたしからしたらバカ野郎だけど必要最低限の事はしてるわよね、大野陸?』

……微笑みと同時にどす黒いオーラを出すのは止めろ、朱音。

あとこの俺様がバカ?


ふん!!

地球がトモダチに征服されてもそのガセは真実にはならんな!!

俺はコホンと咳払いをし


『一応リレーの順番は決めといた。』


『だったらさっさと書きなさいよ、ノロマ。』


『…………(怒)』

次に朱音が文句を言ったら、


コト……

この手にあるチョークを投げつけよう。


この時の俺は、ある意味最強だった。


みんなが談笑をしとるうちに黙々と書き続ける俺様。

ある意味、優等生の鏡だ。

そして、



バンッ!!!!


『これがリレーの順番だ!!』

文句ある奴は出てこいっ!!


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