計算女 VS 天然男

「ヤエーーーっ♪♪」

自分の鼻つまんで出した
高い裏声で

ドリンクを差し出してくる。


俺をだませて
すげー嬉しそう。


「ははっ。

慎吾さんだったんスか。
マネさんの誰かかと
思いましたよ。」


「ばーか。

これ引っかかったの
今んとこお前くらいだぞ?

ま、飲めよ。」


「いいんスか?

あざぁーっす。」



ゴクゴクゴク…


冷たい。

おいしい。

幸せ…


自然とにこにこしてしまう。



「八重蔵、

お前…
マジかわいいよな〜」

慎吾さんが
うっとりした顔で
俺を見つめる。




ぇ;;;;;;




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