計算女 VS 天然男

慎吾さん、
最近彼女さんのこと
フったみたいだけど…


まさか








そっち系だから?!




「な訳ねーだろ。」

ポカッ

慎吾さんに
頭をなぐられる。


「痛っ……何でわかっ」

「たんですかってか?
顔に書いてあんだよ、
ばーか。

安心しろ。
俺は女しか愛さねぇ。

ついで言うと、
俺、フラれた側だ」



「えっ……」

自分、
どこまで顔に出てんだろ;;;;


じゃない!!

慎吾さん
こんなにかっこいいのに…
ありえない。

なんでっ?!



「ぷっww

何でって顔してるな。

お前、本当わかりやすすぎ。
そーいうとこかわいいなって思っただけだ。」


あー
よかったぁ。


…って

結局
何で別れたんだろ?!


「まぁ、
その話は後だ。

俺、お前のこと気に入ったわ。
かわいいついでに
今日飯連れてってやるよ。そんとき話すわ。」


やったー!


「はいっ。

ありがとうございます!」




ピーッ!!!

休憩終了の笛が鳴る。



「あぁ、それと。」




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