アイドル様の秘密☆
「ふぅ……」
痛いヒトを見る周りの視線から逃れてため息ついたのもつかのま。
「もー鈴、あんな大きな声でアオ君の話しちゃ「…あッ!!!!!もしもしアオ??」
振り返りざまに注意を呼び掛けたら…
電話!!?
え!!
もうアオ君誘おうとしてるのこのコ!!!!
「クリスマスなんだけどね、璃兎に虜25日は予定ないって聞いて〜」
有言実行とは、まさにこのことだ。
「…ホント!??
やったあ〜ありがと!!!
うん、すごく嬉しい!!!
うん!!わかった!!
はいはあい☆
お仕事頑張って☆
またねー!!」
そう言って電話を切る鈴。