アイドル様の秘密☆
俺のモノ
璃兎side
「最悪最低ー!!!!!!!!!!」
帰りの電車の中でたまらずに叫ぶあたし。
「璃兎!!
分かったからっ声大きい!!
あたしも恥ずかしいじゃん!!」
周りの人の怪しむ視線を感じて、鈴があたしをなだめる。
「だってだってだって…ッ!!!!!!!」
何なのアイツ!!??
神崎咲虜!!!!!!
「ふ、ファーストキスだったのにぃ〜…!!!」
「璃兎!!
いい加減にしないと次の駅で降ろすよ!!?」
さらに険しくなった周りの人の視線に、鈴が少し真面目モードで睨む。