アイドル様の秘密☆
「俺も!!
アオ!!タクヤって誰だよ!!?」
呑気に口を開く咲虜。
お前だよ!!!!!
アオ君も鈴も同じことを心の中で突っ込んだのか、一瞬の沈黙。
「……えっと、とりあえずゴメンね!!璃兎ちゃん鈴ちゃん!!」
口を開いたのはアオ君だった。
「ヤバいかなーとは思ってたんだけど、こいつが璃兎ちゃんに会いたいとか言うから、入らざるをおえなくなって…まさかこんなヘマやらかすとは思ってなかったけど……なんか本当ゴメン!!」
「ちょっ!!
いいよアオ!!」
鈴が慌てる。
「何で俺だけ悪者みてぇになってんだよ!!
お前だってれいに会い、グホッ…!!!」
何かを言いかけた咲虜にさりげなく強烈な蹴を入れるアオ君。