アイドル様の秘密☆




「いやいや…だってお前昨日…」


「ゴメン!!!
話聞いてなかったのホントは!!!」


「あぁ!??」


すまなそうに謝るあたしにキレそうな咲虜。



「聞いてなかった?!!
ふざけてんのかお前!!
虜のリーダーの!!
彼氏にしたい男No.1の!!!
この俺様の告白を!!
聞いてなかった?!!」


「ホントごめんって!!!」


あたしがもう一度謝ると、咲虜は急に真剣な目をして低い声で呟いた。



「……それって、何に対してのゴメン??」



「え……」



さっきとは違いあまりに真っすぐな目にあたしも目が逸らせなくなる。



やっぱりアイドルだ。



まるでドラマのワンシーンのように見えてしまう。


それくらい絵になる咲虜はやっぱりすごくかっこよくて…。







< 88 / 160 >

この作品をシェア

pagetop